5分でわかる!毛抜きの基礎知識と正しい使い方

自分で手軽に簡単できる脱毛方法として,人気の毛抜き。

しかし,毛抜きは正しい使い方をしないと肌トラブルを起こしやすい自己処理方法だとご存知でしたか?

当サイトでは毛抜きによる脱毛方法はおススメしませんが,「どうしても今すぐムダ毛を整えたいから毛抜きを使いたい!」なんて時もあると思います。

そこで今回は毛抜きの基礎知識と正しい使い方についてご説明します。

1.毛抜きの3つのメリット

1.1.品質にこだわらなければコストが最も安い

毛抜きは基本的に一本あれば良いですし,品質にこだわらなければ100円~500円のものまであります。
カミソリやシェーバーに比べて安いので,どなたでも購入しやすいです。
ただし,品質が悪いものだと毛抜きを閉じた時のバランスが悪かったり,少し形が曲がっているものがあります。
特に,100均で販売されている毛抜きは,少し毛を掴みづらかったりバランスが悪いものが多いので,1000円程度の毛抜きを購入することをおススメします。

1.2.すぐに抜けるからすぐ綺麗になれる

毛抜きの何よりのメリットはすぐに毛を抜くことができるため,すぐに綺麗な肌の状態を実現できることです。
ムダ毛を全て抜くことができれば,表面がツルツルな肌を簡単に実現することができます。

1.3.手軽で簡単

毛抜きは自分が抜きたい毛を毛抜きで挟んで,ムダ毛を抜くだけなので,誰にでも簡単に扱うことが出来ます。

2.毛抜きの5つのデメリット

2.1.とにかく手間が掛かる

毛抜きは基本的にムダ毛を一本ずつ抜いていく脱毛方法なのでどうしても時間が掛かってしまいます。
また,毛を一本抜くのにも少しコツがいりますから,集中力が必要です。
一本ずつ処理する方法なので,眉毛などの少ない毛量の部分の脱毛には適していますが,スネ毛や腕毛といった広範囲にムダ毛が生えている箇所には適していません。

2.2.毛を抜くのに少し力が必要

ムダ毛は皮膚の下から生えており,皮膚と毛根はしっかりとくっついている状態です。
そんな毛を無理やり引っ張って脱毛するわけですから,どうしてもムダ毛一本を抜くのに少し力が必要になります。

2.3.若干痛む

上記で説明した通り,皮膚の下から生えている毛を無理やり引っ張って脱毛するため,毛抜きによる自己処理は必ず少し痛みが伴います。
痛いのが苦手な方はシェーバーかカミソリを使うようにしましょう。

2.4.一度抜いたところの毛が濃くなる可能性がある

詳しいメカニズムは解明されていませんが,毛抜きでムダ毛を何回も脱毛を続けた場合,最初は産毛のような細い毛が,生え変わるたびに徐々に太くなってしまうことがあるようです。
一度毛がすっぽりと抜けてしまったことで「今まで以上に太くしっかりとした毛を伸ばさなければいけない」と皮膚の下にある毛母細胞が働いてしまうからではないかといわれています。

2.5.肌トラブルが起こりやすい

毛抜きは皮膚の下から生えていた毛を無理やり引っ張ることから,肌にダメージを与えやすくトラブルが非常に起こりやすいです。
また,毛を抜いた直後は毛穴が開いた状態になるため,毛穴に細菌が入りやすい状態になるため,肌トラブルを悪化させやすくなります。
毛抜きによる具体的な肌トラブルは下記のとおりです。

①毛嚢炎(もうのうえん)

肌の上にはブドウ球菌と呼ばれる多くの雑菌が繁殖しています。
毛抜きでムダ毛を抜いてしまうと,毛が抜けて開いた状態の毛穴にブドウ球菌が入ってしまう恐れがあります。
すると,ブドウ球菌が皮膚に感染してしまい,脱毛当日~3日後に脱毛した部位が腫れたり化膿することがあります。これが毛嚢炎です。

②埋没毛

毛抜きで上手にムダ毛を抜けなかったとき,皮膚に炎症が起きたり,出血してしまうことがあります。
この場合,毛穴に毛がない状態で,皮膚の表面にカサブタができてしまいます。
カサブタができた状態で,またその毛穴からムダ毛が生えてきてしまった場合,穴が塞がれているわけですから,そのムダ毛はずっと皮膚のなかに閉じこもってしまいます。これが埋没毛です。

また,たとえカサブタができなかったとしても,根元から生えてきたムダ毛が曲がりながら成長してしまうと,皮膚の内部に侵入して埋もれ毛になってしまいます。

③皮膚のたるみ

毛抜きは毛だけではなく,毛とくっ付いている皮膚も一緒に引っ張ることになるため,何回も毛抜きを使用してしまうと皮膚のたるみを引き起こしてしまいます。
実際に,眉毛を毛抜きで処理しすぎて皮膚にたるんでしまい,眉毛のバランスが変わってしまった方もいるので気を付けてください。
特に,目の周辺やまぶたなどは筋肉が弱く皮膚がたるみやすい場所だといわれているので,使いすぎは避けましょう。

④色素沈着

毛を直接抜く行為は,毛穴の内部に刺激を与えてしまいます。この刺激に反応して皮膚の内部ではメラニン色素を生成してしまいます。
従って毛抜きを何度も使用すると,メラニン色素がその部分に沈着してしまい,皮膚に黒ずみが残ってしまいます。

⑤出血

毛抜きで上手に毛を抜くことが出来なかった場合,毛穴や皮膚の下にある毛根を傷付けてしまいます。
その結果,毛を引き抜いた毛穴から血が出ることがあります。

3.毛抜きの正しい使い方

3.1.手と毛抜きを消毒する

人間の手には100種類以上の雑菌が繁殖していますので,皮膚の炎症や毛嚢炎を防ぐためにも,まず石鹸やアルコールを用いて手を洗いましょう。
また,毛抜きも清潔にしておきましょう。アルコールや除菌シートで拭くなどして,毛抜きに付着している雑菌を消毒しておきましょう。

3.2.毛穴を開く(毛を抜く箇所を35度程度の蒸しタオルなどで温める)

次にムダ毛を抜けやすくするために毛穴を開いた状態にしましょう。
何もしない状態で毛抜きを使用した場合,上手にムダ毛を抜くことが難しく,痛みも強くなってしまいます。

毛穴を開くには,蒸しタオルなどで毛を抜きたい箇所を蒸しておくと効果的です。
蒸しタオルは,水で濡らしたタオルを電子レンジに入れて40秒程度温めるだけで簡単にできます。

3.3.毛の流れに沿って根元からムダ毛を抜く

毛を抜きたい箇所をしっかりと蒸らした後は,毛の流れに沿ってムダ毛を抜くようにしましょう。
毛の流れに逆らった状態でムダ毛を抜こうとすると,肌に負担をかけますし,ムダ毛が途中で切れてしまう可能性が高くなります。
また,ムダ毛の先端を掴んだ状態で毛抜きを行った場合も,毛が途中で切れてしまう可能性が高いです。

毛抜きを持っていない手で皮膚を抑えながら,根元からゆっくり引っ張るとムダ毛が綺麗に抜けるはずです。

3.4.毛を抜いた後は毛穴を閉じる

毛を抜いた後は毛穴が開いた状態になっているため,皮膚の表面や空気中の雑菌が毛穴に入りやすい状態になっています。
そのため,毛抜きを使用した後は必ず冷水をつけたコットンやタオルなどで脱毛箇所を冷やしてください。
脱毛箇所を冷やすことによって,皮膚が収縮し毛穴が引き締まるため,雑菌が入りにくくなります。

3.5.毛を抜いたところを消毒・保湿する

毛穴に雑菌が入るとニキビや毛嚢炎になりやすいので,毛穴と毛穴の周辺部分は必ずアルコールなどが含まれたコットンや除菌シートなどで除菌しましょう。
除菌が終わったら,最後に化粧水や乳液をあてて保湿しましょう。

4.毛抜きを取り扱うときの注意点

4.1.浴室で毛抜きはしないこと

お風呂に入っていれば毛穴も開きやすいし,毛抜きもしやすいのでは?と思った方もいるかもしれません。
しかし,浴槽には実は私達の目には見えない雑菌がたくさんありますので,浴室で毛抜きをすることは雑菌が入り込む可能性が非常に高くなるため危険です。
浴室での毛抜きは絶対にしないようにしましょう。

4.2.脱毛後はなるべく脱毛箇所に触れないこと

上記でも説明した通り,私達の手には100種類以上の雑菌が繁殖しています。
これらの雑菌が毛穴に入らないようにするために,脱毛後はなるべく脱毛箇所を手で触れるようなことはしないでください。

5.まとめ

毛抜きは他の脱毛方法よりも低価格で誰にでも手軽にできる脱毛方法ですが,実はデメリットが非常に多く,長期間使い続けてしまうと色素沈着やシミの原因にもなり,毛が太くなってしまう可能性もあります。

どうしても今すぐ眉毛の形を綺麗に整えたい方や,一か所だけちょこんとムダ毛が生えていて気になるようなとき以外,毛抜きを使用することは避けたほうが良いでしょう。なるべく肌にダメージを与えずに自己処理したい方は,電気シェーバーを使用してください。また,永久脱毛まで考えている方は,医療脱毛を受けると良いでしょう。