T字カミソリの特徴と正しい使い方・7つの注意点

誰でも簡単できる脱毛方法として利用者も多いT字カミソリ。

男性の場合では,主に髭剃りに使用されることが多いですが,スネ毛や腕毛剃りに使用する方もいらっしゃいます。

しかし,カミソリは肌にダメージを与えやすく,正しい使い方をしないとトラブルを起こしやすい自己処理方法だとご存知でしたか?

そこで今回はT字カミソリの特徴と正しい使い方や,T字カミソリを扱う上での注意点について解説します。

1.T字カミソリの3つのメリット

1.1.他の自己処理方法と比べて比較的安価

T字カミソリは基本的に一本あれば良いですし,一般的な本体価格は1,000円程度なので比較的安価です。
シェーバーに比べてかなり安いので,どなたでも購入しやすいです。
ただし,値段が安すぎるものだと刃が1枚~2枚しかないため,ムダ毛を綺麗に剃ったり,深剃りすることは出来ません。
また,刃の枚数が少ないとそのぶんだけ肌に圧力をかけることになり,負担をかけてしまいます。
基本的に4枚刃~5枚刃のT字カミソリを購入することをオススメします。
どんなT字カミソリを使うべきか迷っている方は,当サイトの「綺麗に剃れる!オススメの男性用T字カミソリ・髭剃り7選」を参考にしてみてください。

1.2.ツルツルの肌を実現することが可能

T字カミソリは表面上の毛をすべて剃ることが可能なので,剃った後の肌触りは非常に心地良いです。
特に,4枚刃~5枚刃のT字カミソリは非常に剃り具合が良く,簡単にツルツルの肌を実現することができます。

1.3.誰にでも手軽に扱える

T字カミソリは毛の流れに沿って毛を剃るだけで良いので,誰にでも簡単に扱うことが出来ます。

2.T字カミソリの5つのデメリット

2.1.定期的に刃を交換する必要がある

T字カミソリは本体購入費用は安いですが,傷んだ刃を定期的交換する必要があります。
従って,本体購入費用の他に維持費がかかることになります。

例として,Shickの5枚刃のT字カミソリの場合では
T字カミソリ本体で1,280円。
替刃4個入りセットで1245円かかります。

刃を2週間で定期的に交換すると仮定した場合,1年にかかるコストは
本体価格1本 1,280円 + 6セット × 替刃4個/1セット 1,245円 = 1,280円 + 7470円 = 8,750円
となります。

2.2.シェービング用のフォームやジェルが必要

T字カミソリを扱う場合には必ずシェービング用のフォームやジェルが必要です。
素肌のままT字カミソリを扱うと,素肌に直接に刃を当てることになり刃も滑りづらいため,肌を痛めやすくなります。
素肌の保護や,カミソリを滑らかに動かすためにも必ずフォームかジェルを準備しましょう。

シェービングフォームは一般的に500円。シェービングジェルも約500円かかります。
参考記事:男性にオススメのシェービングジェル・フォーム12選

2.3.使い続けると毛が太くなる可能性がある

詳しいメカニズムは解明されていませんが,T字カミソリで何回もムダ毛処理を続けると,最初は産毛のような細い毛が,毛を剃る度に徐々に太くなってしまうことがあるようです。
この原因は,カミソリによって肌にダメージを与えてしまうことにより,私達の身体が「今まで以上に太くしっかりとした毛を伸ばして,肌を守らなければいけない」と皮膚の保護機能が活発に働いてしまうからではないかといわれています。

2.4.使い続けると皮膚が厚くなり,ゴワゴワしてしまう可能性がある

カミソリは皮膚に直接刃を当てて毛を剃るものなので,同時に皮膚を削り取ってしまうことがあります。
そのため,カミソリを何回も使い続けると,皮膚を何回も削って再生させることになるため,皮膚が徐々に厚く硬くなってしまう可能性があります。

2.5.肌にダメージを与えやすくトラブルが発生する恐れがある

T字カミソリは皮膚に直接刃を当てて毛を剃ることから,肌にダメージを与えやすくトラブルが起こりやすいです。
T字カミソリによる具体的な肌トラブルは下記のとおりです。

①肌荒れ・赤み

カミソリで剃った後に起こる肌荒れ・赤い炎症は,カミソリ負けと呼ばれることがあります。
カミソリは性質上,ムダ毛と一緒に肌の角質を削り取ってしまうことがあります。
角質は,肌の水分を保持する役割や,ウイルスや細菌などから肌を保護する機能があります。
角質を削り取ってしまうと,肌の水分を保持することが難しくなるため肌が乾燥しやすくなってしまいます。その結果,肌荒れが発生しやすくなります。
また,傷が付いた皮膚に,簡単にウイルスや細菌が入ってしまうため,赤み・炎症も発生しやすくなります。

②出血

カミソリは肌に直接刃を当ててムダ毛を剃ることから,力を入れすぎたり,正しい剃り方をしないと肌を傷付けてしまい,出血する恐れがあります。
ニキビや炎症がある部分は避けて,ムダ毛を処理を行うようにしてください。

③毛嚢炎(もうのうえん)

肌の上にはブドウ球菌と呼ばれる多くの雑菌が繁殖しています。
カミソリでムダ毛を処理した後は,傷ついた皮膚にブドウ球菌が入ってしまう恐れがあります。
すると,ブドウ球菌が皮膚に感染してしまい,脱毛当日~3日後に脱毛した部位が腫れたり化膿することがあります。これが毛嚢炎です。

④色素沈着

カミソリは,皮膚に大きな刺激を与えてしまいます。この刺激に反応して皮膚の内部ではメラニン色素を生成してしまいます。
従ってカミソリを何度も使用すると,メラニン色素がその部分に沈着してしまい,皮膚に黒ずみが残ってしまいます。

⑤埋没毛

カミソリで上手に毛が剃れなかった場合,皮膚に炎症が起きたり,出血してしまうことがあります。
この場合,皮膚の表面にカサブタができてしまいます。
カサブタができた状態で,またムダ毛が成長してしまった場合,穴が塞がれているわけですから,そのムダ毛はずっと皮膚のなかに閉じこもってしまいます。これが埋没毛です。

3.T字カミソリの正しい使い方

3.1.手とT字カミソリを消毒する

人間の手には100種類以上の雑菌が繁殖していますので,皮膚の炎症や毛嚢炎を防ぐためにも,まず石鹸やアルコールを用いて手を洗いましょう。
また,T字カミソリも清潔にしておきましょう。アルコールや除菌シートで拭くなどして,カミソリに付着している雑菌を消毒しておきましょう。

3.2.毛の生えている方向を確認する

カミソリのコツは毛の生えている方向に沿って毛を剃ることです。
毛を剃る前に毛の生えている方向を一旦確認しましょう。
同じ部位でも,人によって生え方が異なることがあります。

3.3.毛を柔らかくする(毛を剃る箇所を35度程度の蒸しタオルなどで温める)

次に,毛を剃りやすくするために,毛を柔らかくします。
何もしないままシェービング剤を塗るよりも,蒸しタオルなどで毛を剃る箇所をあらかじめ蒸しておくと毛がより柔らかくなるため効果的です。
蒸しタオルは,水で濡らしたタオルを電子レンジに入れて40秒程度温めるだけで簡単にできます。

3.4.シェービング剤を塗る

乾いた肌で毛を剃ると,肌だけでなく刃先への負担にもなります。
蒸しタオルなどで毛を柔らかした後は,肌の水分を拭いてからカミソリ専用のシェービング剤を塗りましょう。
肌が濡れた状態でシェービング剤をつけると,毛はより柔らかくなり,剃るときの摩擦も軽減してシェービングがしやすいです。
シェービング剤は必ず使用してください。

3.5.毛の流れに沿って毛を剃る

毛を剃る箇所にシェービング剤を塗った後は,毛の流れに沿って毛を剃っていきましょう。
毛の流れに逆らった状態で毛を揃うとすると,肌に負担をかけますし,刃を傷付けやすくなってしまいます。
カミソリを持っていない手で皮膚を抑えながら剃ると,毛が綺麗に剃れます。

3.6.毛を剃った後は,タオルや水で汚れを落とし,肌を引き締める。

カミソリを使用した後は,皮膚の表面に残っているシェービング剤や剃った毛をふき取りましょう。
また,毛を剃った後は肌が傷ついた状態になっているため,皮膚の表面や空気中の雑菌が傷に入りやすい状態になっています。
そのため,カミソリを使用した後は必ず水をつけたコットンやタオルなどで毛を剃った箇所を少し冷やしましょう。
脱毛箇所を冷やすことによって,皮膚が収縮し毛穴が引き締まるため,雑菌が入りにくくなります。
面倒な方は水で流すだけでも良いです。

3.7.毛を剃った箇所を保湿する

傷ついた皮膚に雑菌が入ると炎症や毛嚢炎になりやすいです。
カミソリ使用後は,肌を保護し肌荒れを防ぐためにアフターシェーブローション(化粧水)とアフターシェーブバーム(乳液)などでアフターケアを行いましょう。

当サイトでは「男性にオススメのアフターシェーブローション18選」と「男性にオススメのアフターシェーブバーム(乳液)13選」にアフターシェーブローションと乳液を紹介していますので,そちらを参考にしてみてください。

3.8.カミソリに絡まった毛やシェービング剤をふき取る

最後に,きちんとカミソリを水などですすぎ,汚れを落としましょう。
髭やシェービング剤がカミソリに詰まったままでいると,カミソリの刃が傷み寿命が縮みます。

4.T字カミソリを取り扱う上での7つの注意点

4.1.なるべく逆剃りはしないこと

カミソリは毛の流れに沿って毛を剃るのが基本です。
綺麗に剃るために逆剃りをしてしまうと,肌にさらにダメージを与えてしまい,肌荒れや赤みが発生しやすくなります。
また,逆剃りは刃にも大きな負担がかかるため,刃が傷つきやすく寿命が縮みます。

4.2.二度剃りはしないこと

剃り残しを徹底的にに無くすために,同じ場所を何回もカミソリで剃る方がいらっしゃいますが,カミソリで剃れば剃るほど,角質はどんどん削られていくので,肌が傷つきます。

4.3.あまり力を入れて剃らないこと

綺麗に毛を剃るために,カミソリを肌に力強く押し付けながら毛を剃ると肌に大きなダメージを与えます。

4.4.浴室でカミソリを使用しないこと

お風呂に入っていれば毛も柔らかくなるし,ムダ毛処理もしやすいのでは?と思った方もいるかもしれません。
しかし,浴槽には実は私達の目には見えない雑菌がたくさんありますので,浴室でムダ毛処理をすると雑菌が入り込む可能性が非常に高くなるため危険です。
浴室でカミソリは絶対に使用しないようにしましょう。

4.5.1ヵ月以上,同じカミソリ刃を使用しないこと

カミソリは消耗品です。
使えば使うほど刃の切れ味は悪くなります。
そのような状態で無理やり毛を剃ってしまうと,肌が傷つきやすくなります。
また,徐々に傷んだ刃には傷んだ箇所に雑菌が溜まりやすいので,炎症を発生させやすくします。
カミソリは最低でも,1ヶ月に1回は取り替えるようにしましょう。

4.6.カミソリを浴室に置かないこと

水分が付いたままカミソリを保管すると刃が傷みやすくなります。
また,カミソリに水分があると雑菌が繁殖しやすくなります。
使用後は必ず刃を水で流し,乾燥させてから保管してましょう。

4.7.カミソリ使用後はなるべく脱毛箇所に触れないこと

上記でも説明した通り,私達の手には100種類以上の雑菌が繁殖しています。
これらの雑菌が毛穴に入らないようにするために,カミソリ使用後はなるべく脱毛箇所を手で触れるようなことはしないでください。

5.まとめ

カミソリは他の脱毛方法と比べて手軽にできる脱毛方法ですが,その性質上,肌を傷付けてしまう可能性が高く,肌荒れや炎症を起こす可能性もあります。

しかし,正しい使い方をすれば,肌へのダメージを最小限に抑えることができ,綺麗な肌を保つことができます。

この記事を参考に,カミソリの正しい使い方を覚えて頂ければ幸いです。