カミソリ負けの7つの原因と12の対策

カミソリを使い続けていると,カミソリ負けが起こって肌がヒリヒリしたり,出血してしまうことはありませんか。

カミソリ負けが起きた状態で,外出したり誰かと待ち合わせするのは嫌ですよね。

しかし,カミソリ負けは,原因と対策をしっかり理解しておけば,効果的な予防ができます。

そこで今回は,カミソリ負けの原因や対策を紹介します。

特に敏感肌の方や肌が弱い方は,カミソリ負けを起こしやすいので,ぜひ参考にしてください。

1.カミソリ負けが起こる7つの原因

1.1.1枚刃~2枚刃のカミソリを使っている。

刃の数が1~2枚しかないようなカミソリは,安価で購入しやすいです。

しかし,刃の数が少ないとそのぶんだけ肌に圧力をかけることになり,負担をかけてしまいます。

肌が弱い方だと,その圧力に負けてカミソリ負けを引き起こす可能性があります。

1.2.カミソリの刃を交換していない

カミソリの刃は消耗品です。

使用し続けていれば,徐々に刃こぼれを起こし,切れ味が悪くなります。

切れ味の悪いカミソリを使えば,もちろん肌を傷つけやすくなります。

また,傷んだ刃は傷んだ箇所に雑菌が溜まりやすいので,カミソリを使用したときに刃に繁殖した雑菌によって炎症を起こしやすくなります。

もったいないといって,刃を交換せずに使い続けるのはとても危険なのです。

一度の髭剃りで肌のざらつきを防ぐには、まず、刃先が摩耗していないカミソリを使用することが大切です。刃先が摩耗したカミソリで髭を剃ると抵抗が大きくなり、引っ張られるような痛みの原因にもなります。
カミソリを使用して髭を剃る時、刃先は髭に食い込み、引っ張りながら引きちぎるように切断しているので、剃り味の悪いカミソリでは、引っ張られた髭が残り、肌がざらついてしまうのです。肌がざらつくため、一度髭剃りをしてから逆剃りや二回剃りをする方が多いですが、逆剃りなどをすると、肌だけでなく刃先への負担にもなります。

1.3.同じ箇所を何回も剃っている

男性は毛深い人や剛毛な人が多いため,毛の剃り後が気になってしまい,綺麗になるまで何回も同じ箇所を剃ってしまう人が多いです。

しかし,同じ箇所をカミソリで剃れば剃るほど,毛だけでなく肌の表面の角質などがどんどん削られてしまいます。

古い角質を取り除くだけなら良いですが,新しい角質まで削り取ってしまうと肌の保湿や保護機能が失われてしまうため,肌がヒリヒリしやすくなったり,炎症を起こしやすくなります。

1.4.逆剃りをしている

カミソリは順剃りで使用するのが基本です。

綺麗にムダ毛を処理するために,逆剃りするのはNGです。

逆剃りは毛の流れに逆らって毛を剃ることになるため,毛と刃の引っかかりが多発し,肌に大きな負担をかけることになります。

1.5.剃る前に毛を柔らかくしていない

実は髭などの太くて丈夫な毛は,乾いた状態だと銅線と同じくらいの硬さだと言われています。

毛が硬い状態でムダ毛処理を行うと,刃が毛に引っかかりやすくなるため,肌にダメージを与えやすくなります。

1.6.アフターケアをしていない

ムダ毛を剃った後は,肌がダメージを負っている状態です。

場合によっては古い角質だけでなく,新しい角質まで削り取られている可能性もあります。

剃った後に,アフターシェーブローションや乳液を使わないと,肌がヒリヒリした状態が続いたり,炎症を起こしやすくなります。

1.7.浴室内で毛を剃っている

入浴のついでにムダ毛を処理している方が多いですが,実はこれは大変危険な行為です。

浴室は常に湿気が多いため,雑菌が繁殖しやすい環境です。

そのため,浴室内でムダ毛処理をしてしまうと,傷んだ皮膚に雑菌がすぐ付着してしまい,炎症を引き起こしやすくなります。

2.カミソリ負けを軽減する12の対策

2.1.多枚刃のカミソリを使用する

カミソリは基本的に,刃の数が多ければ多いほど,肌にかかる負担が少なくなります。

刃の枚数が多ければ一枚の刃にかかる圧力が分散されるため,より少ないストローク数でムダ毛を処理することができるため,肌への負担を減らすことができます。

特に肌の弱い方は,4枚刃や5枚刃タイプのカミソリがおすすめです。

3枚刃以上のカミソリは当サイトの「綺麗に剃れる!オススメの男性用T字カミソリ・髭剃り7選」に紹介していますので,参考にしてみてください。

2.2.剃る前に毛を柔らかくする

カミソリによる肌荒れを防ぐためには,まず肌と毛にぬるま湯をあてる,35度程度の蒸しタオルなどをあてて水分を与え,毛を柔らかくしましょう。

肌の皮膚は水分が浸透することにより強くなります。

毛は水分を含むと約30%膨張して柔らかくなるため,剃りやすくなります。

肌が乾燥した状態でシェービング剤を塗るよりも,蒸しタオルやぬるま湯などであらかじめ水分を含ませておくと,毛がより柔らかくなるため効果的です。

蒸しタオルは,水で濡らしたタオルを電子レンジに入れて40秒程度温めるだけで簡単にできるので試してみてください。

2.3.シェービング剤を使用する

肌とムダ毛に水分を与えたら,次はシェービング剤を塗りましょう。

シェービング剤は,毛を根元から柔らかくしてくれる効果があります。

また,シェービング剤は刃と肌の摩擦を少なくしてくれるので,刃のすべりを滑らかにし,シェービングをスムーズに行うことができます。

さらに,シェービング剤は摩擦を少なくすることから,刃の寿命を延ばす効果があります。

ときどき洗顔フォームで髭剃りをしている方がいらっしゃいますが,洗顔フォームはカミソリのために開発された商品ではないので,カミソリの刃の寿命を縮めてしまう可能性があります。

かならずカミソリ用のシェービング剤を使用してください。

どんなシェービング剤を使うべきか迷っている方は,当サイトの「男性にオススメのシェービングジェル・フォーム12選」を参考にしてみてください。

2.4.刃を定期的に交換する

刃先はムダ毛を剃れば剃るほど,徐々に摩耗して傷んできます。

切れ味の悪くなったカミソリを使用すると,刃と毛が頻繁に引っかかるようになるため,肌も一緒に引っ張られてしまい,肌にダメージを与えやすくなります。

カミソリの刃は,2-3週間ごとに取り替えるようにしてください。

常に予備の替刃を用意しておくと良いでしょう。

カミソリの寿命を長持ちさせるためには,シェービング剤を使用したり,使用後に毛詰まりを掃除するようにしてください。

2.5.カミソリの刃はこまめに掃除する

髭を剃ったり・ムダ毛を剃っている最中は,こまめに水またはぬるま湯で剃りカスを洗い流して下さい。

カミソリの刃は一度毛が詰まってしまうと毛が取り除きにくく,刃の切れ味を悪くします。

刃の耐久性を損なうばかりでなく肌を痛める原因にもなります。

鋭い切れ味を保つためにも,刃先は拭かずに保管して,目詰まりしてしまった刃はお湯で洗い流すようにしましょう。

2.6.カミソリを浴室や湿気の多いところに保管しない

カミソリは,湿気の多い浴室などに長く置いてしまうと,刃に雑菌が繁殖してしまい,刃が傷んで寿命が短くなってしまいます。

また,湿気によってサビなどが繁殖してしまう可能性があります。

そのようなカミソリを使用してしまうと,肌に付着した雑菌が皮膚に侵入し炎症を引き起こしてしまいます。

使用後のカミソリは浴室などの湿気の多いところに保管しないようにしてください。

2.7.何度も同じ箇所を剃らない

剃り残しをなくすために,何度も同じ箇所を剃ってしまうと,肌の古い角質だけでなく,新しい角質まで取り除いてしまう可能性があります。

新しい角質を取り除いてしまうと,肌の保湿機能が失われ,肌が乾燥しやすくなります。

また,肌を雑菌から守る保護機能も失われるため,炎症を引き起こす可能性が高くなります。

カミソリを使用するときは,なるべく同じ箇所を剃らないようにしてください。

少ないストローク数で一気に剃るのが一番ダメージを与えない効果的な方法です。

2.8.逆剃りをしない

ムダ毛は必ず毛の流れに沿って剃るようにしてください。

逆剃りは刃と毛の引っかかりが多発します。毛と一緒に肌も引っ張られ,肌への負担が大きくなります。

また,新しい角質まで取り除いてしまうため,肌がヒリヒリしたり,炎症を起こしやすくなります。

毛を蒸してシェービング剤などを塗り,毛の生える方向に軽く滑らせるように剃れば,逆剃りをしなくても滑らかな仕上がりになります。

2.9.必ずアフターケアを行う

ムダ毛を剃った後は,肌が傷ついていて荒れやすい状態になっています。

肌荒れを防ぐためにも,ムダ毛を剃った後は必ずアフターケアを行いましょう。

まず,毛を剃り終えたら肌に付着しているムダ毛やシェービング剤を,ぬるま湯でしっかりと洗い流しましょう。

その後,アフターシェーブローションを塗布し,肌を保湿しましょう。

カミソリ用のアフターシェーブローションでは刺激が強いと感じる敏感肌の方は,自分に合ったローションを使用してください。

最後に乳液で肌全体を保湿すれば,乾燥を防ぎやすくなります。

アフターシェーブローションと乳液を持っていない方は,「男性にオススメのアフターシェーブローション18選」と「男性にオススメのアフターシェーブバーム(乳液)13選」を参考にしてみてください。

2.10.浴室内で毛を剃らない

前述したとおり,浴室内は湿気が多く,雑菌がとても繁殖しているため,他の場所でムダ毛処理を行ってください。

髭剃りであれば洗面台の前。スネ毛などは広いリビングなどで作業すると良いでしょう。

2.11.体調不良時は,ムダ毛処理をしない

実は,寝不足や風邪気味,食欲不振時のときは,肌が弱まっています。

また,カミソリ負けを引き起こした場合,自己治癒力が弱まっているため,治るのが遅くなってしまいます。

体調がすぐれないときは,なるべくムダ毛処理を控えるようにしてください。

2.12.電気シェーバーに替えるか永久脱毛する

カミソリ負けの直接的な対策から外れてしまいますが,カミソリ負けをしない一番効果的な方法は,そもそもカミソリを使わないことです。

実は電気シェーバーとカミソリでは,電気シェーバーのほうが肌にかかる負担が少ないことはご存知でしたか。

カミソリは刃を直接肌にあてて毛を剃っているのに対し,電気シェーバーはシェーバーの網刃に入ってきた毛を切っているだけなので,電気シェーバーを利用したほうが肌にやさしいのです。「髭が濃い男性にオススメ!深剃りできる電気シェーバー13選」でもご紹介していますが,とくにフィリップス社の回転式シェーバーは肌への負担が少ないといわれています。

また,永久脱毛を行い,根本的にムダ毛処理を行わないようにするのも一つの手です。

永久脱毛は自己処理よりもお金がかかるイメージがありますが,「永久脱毛で得られる8つのメリット – 自己処理よりもお金が掛からない(費用の節約)」で紹介しているとおり,長い目で見たときに自己処理よりも費用を安く抑えることができます。

毎日のムダ毛処理・髭剃りが面倒だと考えている方は,思い切って脱毛してみるのも良いかもしれません。

3.カミソリ負けを早く治す3つの方法

上記で述べたカミソリ負け対策を行ったとしても,敏感肌や肌が弱い方はカミソリ負けを起こしてしまうかもしれません。

そこで,カミソリ負けを早く治す方法もここではご紹介します。

3.1.肌への刺激を減らす

カミソリ負けが起きてしまった箇所は,皮膚で炎症が起きているため,その箇所への刺激をなるべく避ける必要があります。

炎症部位は毛を剃った日から2~3日は空けて,自然と治癒するのを待ちましょう。

自然に治っていないまま,まだムダ毛処理を行うと,まだ皮膚を傷つけてしまい,色素沈着などが起こる可能性があります。

また,炎症が起こった箇所は,なるべく手で触れないようにしてください。

人間の手には100種類以上の雑菌が繁殖していますので,頻繁に手で触れてしまうと炎症を悪化させる危険があります。

3.2.市販の薬を購入し,患部に塗る

炎症を早く治したい場合,ドラッグストアなどで売られている市販の薬を塗るのが効果的です。

市販の薬でカミソリ負けに有効なものは,オロナインが挙げられます。

オロナインは,有効成分のクロルヘキシジングルコン酸塩液が皮膚を殺菌し,乾燥を防いでくれます。

また,止血作用や鎮痛効果のあるラウロマクロゴールも含まれているため,雑菌の活動を抑制し炎症を抑えてくれます。

なかなか病院に行く時間がない方は,オロナインを常備しておくといいでしょう。

その他にも髭剃り後やムダ毛処理後の肌トラブルに特化した「ヒリプロ」「ケアレケア」という薬もあります。

これらの市販薬を使えば,自然に治癒させるよりも,素早く安全に炎症を抑えることができます。

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3.3.皮膚科に行く

市販の薬を使用しても効果がない場合や,何度もカミソリ負けを起こしてしまう方は,皮膚科に行きお医者さんに診てもらうのが一番良いでしょう。

手間やコストがかかりますが,一番安全な方法です。

皮膚科では,ステロイドの外用薬をもらう可能性があります。

この薬は皮膚の炎症を抑える強い効果をもっていて,カミソリ負けに有効です。

しかし,有効成分が強いぶん,長期間ステロイドを使い続けてしまうと,皮膚が薄くなり肌の耐性が弱まります。

医師の話をよく聞いて,自分勝手な判断で薬を多く塗布したり,使い続けたりしないようにしてください。

4.まとめ

今回はカミソリ負けの原因と対策についてご紹介しましたが,いかがでしたでしょうか。

カミソリは正しい使い方と注意点をしっかり抑えておけば,カミソリ負けを予防することができます。

今後もカミソリで自己処理を続けるのであれば「T字カミソリの特徴と正しい使い方・7つの注意点」も参考にしながら,自己処理を行うようにしてください。